2024年08月27日 19:53

アールベイカー(R Baker)は、社員食堂内にベーカリーカフェを展開するフランチャイズ新モデルを開始した。
7月、HIS本社の社員用カフェテリア「Oasis@Lounge724」の一角に R Bakerがオープン。この店舗は、社員食堂内に展開するR Bakerフランチャイズ新モデルの第一号店となる。店頭には、常時10種類ほどの冷凍パンを用意。注文後にキッチンでリベイクして提供するほか、利用者自身の好きなタイミングで電子レンジやトースターでリベイクしてもらうことで、焼き立てのようなパンを楽しめる。
以前より、R Bakerでは社員食堂へのベーカリー導入依頼があったが、社員食堂の厨房でパンを製造・焼成するためには仕込みの時間やオーブン導入が課題となっていた。今回、3月にブランド初のセントラルキッチンが開設したことで、社員食堂への展開が可能になった。
セントラルキッチンは店舗の約10倍の冷凍設備を有し、焼成前冷凍パンと焼成後冷凍パンの製造を行っている。熟練職人が生地製造・成型を行い、焼きあがったばかりの、水分をキープしたベストな状態のパンを-35°Cでそのまま急速冷凍し、社員食堂へ週2回配送している。届いたパンは冷凍保存が可能なため、翌日以降も販売が可能。製造工程をセントラルキッチンへ集約することによって、食品ロス削減やベーカリー業界の労働環境の改善など、社会課題の解決を図る。