2024年08月14日 19:00

ユーグレナとeuglena GG(本社:バングラデシュ、グラミンユーグレナ社)は、8月9日、現地バングラデシュの学生ボランティアと、暴動による負傷者が治療を受けている公立病院のうち4施設を対象として、栄養豊富なユーグレナが入ったクッキーの配布を開始した。
ユーグレナ社は、創業者である社長の出雲さんが、学生時代にバングラデシュで目の当たりにした栄養問題を解決したいという想いからスタートした会社だ。2014年には、バングラデシュの子どもたちに59種類の豊富な栄養素を持つユーグレナクッキーを配布する「ユーグレナGENKIプログラム」を開始し、グラミンユーグレナ社とともに、開始からの約10年間で累計1837万食のユーグレナクッキーを配布した(6月末時点)。一方、バングラデシュのGrameen Danone Foods(グラミン・ダノン社)はヨーグルトの製造・販売などを通じて、現地バングラデシュの栄養問題や貧困問題解決に取り組んでいる。今回、バングラデシュの現状を支援したいという3社の想いが一致し、連携に至った。
支援の第一弾として、栄養食であるユーグレナクッキーを、バングラデシュの学生ボランティアと、暴動による負傷者が治療を受けている公立病院のうち4施設を対象として配布することにした。GENKIプログラムで常時配布しているクッキーを活用することで、支援の準備期間が短縮でき、食料を必要としている人のもとへ迅速に届けることが可能。8月9日に配布を開始し、配布数は最大20万食を予定している。