2024年08月14日 16:10

川崎市は、市制100周年記念事業「全国都市緑化かわさきフェア」で実施する「巨大ランドアートプロジェクト」に向けたワークショップを、8月24日、川崎市生田緑地で開催する。
本ワークショップは、「かわさきフェア」の秋開催期間中、生田緑地会場の西口広場で展示予定の巨大ランドアートの材料づくりとして実施する。参加者には、ナラ枯れで生じた薪1000本を藍染めする体験をしてもらう。生田緑地内でナラ枯れにより伐採された木を使ったこのワークショップは、緑化フェアの会場づくりに携わる貴重な機会となる。今後、藍染めした薪を使って巨大なランドアートを作るワークショップも予定している。
昨今、虫食いによる伝染病で森の木が枯れてしまう「ナラ枯れ」が全国的に流行している。生田緑地においてもコナラやクヌギを中心とした1000本以上のナラ類・カシ類が枯れ、伐採後も使用用途がなく放置されている。今回のワークショップを通じて、ナラ枯れ材の新たな使い道を模索するだけでなく、藍染めの面白さや、身近な公園・森について考えるきっかけを提供したいと考える。
開催日時は8月24日9時~15時30分(事前申込制)。参加人数は各回1時間10名(事前予約制)、対象は全年齢。募集期間は8月23日まで(上限人数に達したら終了)。申し込みはこちら。