2024年08月13日 15:41

エミレーツ航空のボーイング777型機の客室全体の改装が完了し、新たな装いをまとった航空機が、ジュネーブ行きEK 83便として8月7日午後に離陸した。羽田線は、9月1日より4クラス構成の最新ボーイング777型機の運航を開始する。

エミレーツ航空のボーイング777型機は、2024年7月初旬に改装に入った。2-4-2配置の横方向3列24席で構成される新しいプレミアム・エコノミーの客室を設置するため、機体の構成が見直された。快適性が向上したシートは、身体を伸ばしてリラックスできるよう広いスペースを確保。6方向に調整可能なヘッドレストも備わっている。

新しいビジネスクラスは温かみのある居心地の良い客室で、乗客プライバシーを確保するため細やかな改良が施されている。シャンパントリムのアクセントが施されたクリーム色のソフトレザーシート、明るい色の木目パネル、機能性と高級感を与える最新技術が取り入れられた。ビジネスクラスキャビンには、軽食や飲み物を楽しむことのできるバーカウンターも設置される。

新しいエコノミークラスの客室は、柔らかなグレーとブルーの配色の座席を256席備えており、人間工学に基づき設計された座席にはフルレザーのヘッドレストも採用。フレキシブルなサイドパネルは垂直にも調整可能で、最適に身体を支えてくれる。なお改装の様子を収めたタイムラプス動画では、最初のボーイング777型機の客室内装の解体から新たな内装の取り付けまでの工程の一部をみることができる。