2024年07月30日 19:40

一旗社がプロデュースする「動き出す浮世絵展 MILANO」の公式記録映像「眺」が公開された。
「動き出す浮世絵展」は、世界的な浮世絵師の作品をもとに、3DCGアニメーションやプロジェクションマッピングを駆使してグラフィカルなデジタルアート作品として描いたもの。立体映像空間で浮世絵の世界に没入できる、体感型デジタルアートミュージアムとなっている。描かれているのは、葛飾北斎、歌川国芳、歌川広重、喜多川歌麿、東洲斎写楽、歌川国貞など世界的な浮世絵師の作品300点以上。
浮世絵展第二幕のテーマは「眺」。並外れた観察眼と想像力で傑作を生み出し、名所絵を極めた風景画の達人・歌川広重、「富嶽三十六景」シリーズをメインに多様な富士山を描いた天才絵師・葛飾北斎とめぐる日本の風景に没入する空間。今も昔も変わらない旅への強いあこがれ。世界中の人々の琴線に触れる風景画、その魅力の核心である日本の風景を辿る旅を楽しめる。
2023年夏に名古屋で初めて開催した「空間体感!動き出す浮世絵 NAGOYA」は会期中約8万人が来場した。「動き出す浮世絵展 MILANO」は、2回目の開催となる本展覧会初の海外開催で、会期中には「ミラノデザインウィーク2024」も開催された。また、7月19日~9月1日まで、「動き出す浮世絵展 KAGOSHIMA」が鹿児島県歴史・美術センター 黎明館で開催中。詳しくは展覧会公式ウェブサイトへ。