2024年07月11日 16:01

ポプラ社は7月3日、横浜市教育委員会と連携協定を締結。これにより、ポプラ社が小・中学校向けに提供する読み放題型電子図書館「Yomokka! (よもっか!)」が、7月より横浜市の小・中学校における「過大規模校」等9校の学校図書の充実のために試行導入される。
横浜市における「Yomokka!」の試行導入は、学級数が31以上ある「過大規模校」が主な対象。「急増する児童生徒数に対応しようにも、学校図書館のスペースが限られているため物理的に図書を配架しきれない」「読書や調べ学習の授業を行いたいが、学級数が多いため、学校図書館を学級単位で使える割合が少ない」等、子どもたちの読書機会に関する課題の解決を目指す。
「Yomokka!」を導入する主なメリットとしては、学校図書館の蔵書が増える、同じ本を何人でも同時に読める、授業等での活用の幅も広がる、多様な子どもたちの読書機会の確保(読書バリアフリー)など。
「Yomokka!」は、こどもたちの読書環境を支え、新たな読書体験を提供することを目指した、読み放題型電子図書館。同じ本を何人でも同時に読むことができるので、朝の読書タイムはもちろん、並行読書や調べ学習など授業の中でも役立つ。こどもたちの多様な興味にこたえられるよう、ポプラ社と「Yomokka!」の理念に共感した参加出版社の様々な作品をそろえ、現在、38社、4300冊以上の作品を掲載している(2024年7月現在)。