2024年07月11日 12:44

パシフィックネットワークは、中央大学研究開発機構、情報実業の協力のもと世界初の溺水予防検知AIシステム「AQUAGUARD(アクアガード)」の検知学習を終了し、7月1日より鹿児島市の原田学園スイミングスクールで本格始動した。
溺水予防検知AIシステム「AQUAGUARD」は、プールサイドに設置されたウェブカメラで利用者の状況をモニタリングし、AIがリアルタイムで画像解析を行い「溺れが疑われる人の状態」「事故が起こりそうな人の行動・状態」を自動検知し、管理者・監視員のスマートウォッチに通知することで溺れ事故の防止、溺水者の早期救助を実現する。
事故を防ぐためには十分な監視救助体制が求められているが、特に夏季の小学校や中学校でのプール開放では、監視経験のない保護者が安全管理を担っている場合が多く、専門的な対応が難しい状況だ。水難事故を未然に防ぐためには、より多くの監視の目「Keep Watchの強化」が求められるなか、監視における新しい目としてこの世界初の溺水予防検知AIシステム「AQUAGUARD」を開発した。このシステムを利用することで、経験の浅い監視員もサポートすることができる。合理的な安全管理体制を実現することで事故防止・溺水者の早期救助に役立つと考えている。