2024年06月05日 15:56

日本ケンタッキー・フライド・チキンは、「SDGs(持続可能な開発目標)」の達成に向けた取り組みの一環として、ストローなしでスマートに飲める「ドリンキングリッド」を、12月末頃までにケンタッキーフライドチキン(KFC)全店舗へ導入する。

気候変動や資源の枯渇、生態系の危機、貧困・飢餓など、私たちが暮らす地球・社会にはいくつもの課題がある。KFCでは、「持続可能な調達」「プラスチック対策」「温室効果ガス対策」の3つの柱を掲げ、SDGsの達成に向けた取り組みを進めている。「プラスチック対策」においては、これまで、レジ袋のバイオマス配合への切り替えに始まり、ドリンク用プラカップの廃止、マドラー・スプーン・フォークの木製への切り替えなどを実施しており、2020年から3年間でプラスチック使用量全体の削減率は、1店舗平均58.7%を達成している。

KFCでは、使い捨てプラスチックの削減に積極的に取り組んでおり、プラスチックストローが不要となる「ドリンキングリッド」は、2023年4月から国内28店舗にて先行テストを実施。顧客からの貴重な意見を聞きながら、検討・改良を進めた。今回、全店舗導入となった本品は、一般的な「ドリンキングリッド」に比べて厚みがない平らな形状となっており、よりプラスチック使用量が削減される。また、素材には使用済みペットボトルをもとに生産されたポリエステル繊維「再生ペット」を25%使用している。

開始時期は6月から順次、全店舗へ導入。

日本ケンタッキー・フライド・チキン