2024年05月29日 15:13

岐阜県関自動車学校の高齢者講習の予約受付に、ソフトフロントジャパンのAIボイスボット「commubo(コミュボ)」が採用された。
70歳以上の免許更新は、高齢者講習の受講が必須、さらに75歳以上になると、講習に加え認知機能検査の受講が必要。対象者は各都道府県警よりハガキで更新の案内を受け、最寄りの教習所に予約を入れ、講習を受ける必要がある。そのため予約受付時には、年齢や連絡先などの本人情報、ハガキの確認、受講希望日の確認など、複数項目を聴収する必要がある。
さらに、高齢者に聞きやすいよう、会話のスピードや音量に配慮をする必要があり、1件あたりの入電に最短5分、長い場合は20分もの時間がかかっていた。同自動車学校では事務を指導員が兼任、電話応対もしていたが、指導員資格を持ち本来指導に集中すべき人材が、いつかかってくるかわからない電話をとり、時間が割かれてしまうことにジレンマを感じていた。高齢者講習は年に3500人が受講、多い時には1日50件ほどの予約の電話があり、割かれる時間量に大きく危機感を感じていたという。
AIボイスボット「commubo」は、高速AIを駆使した自然な会話と、さまざまな業務に対応できる設定項目・オプションが特徴。commubo導入後は、人を介する作業はテキスト内容の確認、ハガキの印刷~投函のみとなり、社員は指導などの他の業務に集中できるようになった。詳しくはこちら。