2024年05月29日 13:01

VEEMOとミライロは、「障害者等用駐車スペース」の適正利用を実現するサービス「VEEMO Welfare」を共同開発した。

公共施設や商業施設には、障害のある人が利用しやすいように駐車場の一画に「障害者等用駐車スペース」が設けられている。障害者の外出を後押しするための「障害者等用駐車スペース」であるものの、広くて駐車しやすいから、出入口に近いから等の理由で、必要のない人による不適正な利用が問題となっている。そのような中、カラーコーンを置いて場所を確保し、利用者が来たときに移動する等の人的対応を行っている施設もある。しかしながら、障害者にとってはスムーズに利用できず、施設側は警備員による対応コストが生じる等の課題があるのも事実だ。

今回、これらの課題を解決すべく、VEEMOが開発・販売を行う駐車場検索アプリ「VEEMO」と、ミライロが開発・運営を行うデジタル障害者手帳「ミライロID」との連携に至った。事前に両アプリのアカウントを連携させておくことで、「VEEMO」から操作によって「障害者等用駐車スペース」のスタンド(物理的に車室をブロックする機器)を下げることができる。ミライロID連携した人のみがアプリ操作によりスタンドを下げて車室を利用可能だ。これにより、不正利用の防止と、障害者等のスムーズな利用の両方を実現する。

VEEMO / ミライロID