2024年05月27日 15:05
SBI損害保険とサプリムは、8月1日から、サプリムの睡眠障害リスク計測サービス「Sleep Doc」を、新規に契約する「SBI損保の自動車保険」法人契約者に無償で提供する。
睡眠障害のひとつである「睡眠時無呼吸症候群」は、日本人の6人に1人にあたる約2200万人が潜在患者であるといわれている。しかしながら、重症者でも必ずしも自覚症状があるわけではなく、治療を受けている患者はわずか65万人にとどまる。諸外国における研究では、睡眠時無呼吸症候群の患者はさまざまなリスクが高く、交通事故の発生率が7倍、労災被災率は2倍、うつ病発症率は2倍など、安全面や健康面での危険性が指摘されている。ゆえに潜在患者の発見および治療は社会的な意義が大きいと考えられる。
今回の取り組みでは、新規に契約する「SBI損保の自動車保険」の法人契約者に対して、サプリムの睡眠障害リスク計測サービス「Sleep Doc」を無償で提供。顧客は、Apple Watch等のウェアラブルデバイスで計測された睡眠時のデータ解析とセルフチェックをもとにした睡眠専門医監修のレポートにより、睡眠障害のリスクをチェックすることができる。さらに、高リスクと判定された場合には、サプリムが最短で翌日診察可能なオンラインクリニックを含む全国3000件以上の医療機関を紹介する。