2024年05月20日 15:41

大建工業は、床材や室内ドアなど、木質素材を使用する主要製品の一部において、製品ごとに含まれる炭素貯蔵量(二酸化炭素換算)を、製品カタログおよびWEBサイト上に開示した。
大建工業グループは、事業を通じて「未来へ続く豊かな社会と環境に貢献」することを「グループ企業理念」として掲げている。2021年には、環境課題への長期的な取り組み姿勢と方針、目標を定めた「DAIKEN地球環境ビジョン2050」を策定。自社を含めたサプライチェーン全体での温室効果ガス排出量削減や、木質素材・製品の拡大等を推進している。
木材は成長過程でCO2を吸収し、炭素として蓄えることから、長期間にわたり使用する建築物等に木製品を使用することは、カーボンニュートラルの実現や地球温暖化防止への貢献につながる。同社ではこれまでも、木質素材・建材の利用を通じた地球温暖化防止への社会貢献の目安として、製造する「木質素材」の炭素貯蔵量を開示してきた。
今回、一部の木質製品(室内ドアや床材などの代表的なシリーズ)についても、製品個別の炭素貯蔵量を製品カタログやWEBサイト上に開示。また、同社木質製品を使用することによる炭素貯蔵量のイメージとして、住宅一棟をモデルケースに、使用している同社製品の炭素貯蔵量の総量も算出し、同様に公開した。これにより、環境への貢献度を目に見える形で分かりやすく利用者に知らせることができる。詳しくはこちら。