2024年05月16日 15:42
ニチバンは、南部鉄製の「テープカッター大巻用南部大型」〔オープン価格〕を、5月27日(メーカー出荷)から発売する。
ニチバンでは、1948年に発売したセロテープ(R)を簡単に、きれいに切ることができるよう、1952年頃より卓上テープカッターを発売している。長年愛されてきたセロテープ(R)がこれからも人々の生活に貢献できるようにと願いを込めて、南部鉄製のテープカッターをリニューアルした。
水沢南部鉄器とは、岩手県水沢地方で造られる金工品で、平安時代後期から約900年続く伝統工芸。銑鉄(せんてつ)を主原料に形造られ、漆を塗る独特な仕上げと相まって、素朴で深みのある味わいが魅力。本製品は、南部鉄の重量感や安定感はそのままに、インテリアになじむデザインが特徴。シンプルな中にも曲線をあしらい、優美さ、やさしさを表現した。安定感があり、南部鉄製ならではの色合いの変化も楽しめる。シボ加工を施し、堅牢(けんろう)ながらも温かみのあるデザインに仕上げた。
伝統の工法で、職人の手で一つひとつ作られており、カッター部分には、切り口まっすぐの凹凸の少ない刃を使用している。南部鉄製ならではの色合いの変化を楽しみながら、次世代まで永く使える、後世へと受け継いでゆけるテープカッターとなっている。