2024年05月15日 12:02

直方市は、ワンヘルスライフ協会とコカ・コーラボトラーズジャパンとの連携により、4月30日、「ワンヘルス活動応援自動販売機」を市庁舎1階と4階に設置した。
ワンヘルスとは、「人の健康」「動物の健康」「環境の健全性」を一つの健康と捉え、一体的に守っていくという考え方。この取り組みは世界的に進められており、福岡県では2020年12月に「ワンヘルスの推進」を掲げた条例としては、全国で初めてとなる「福岡県ワンヘルス推進基本条例」を制定した。
直方市ではワンヘルス実践に向けた福岡県の行動計画等に連携協力するとともに、ワンヘルス実践施策を推進する「ワンヘルス推進宣言」(2021年10月1日)を県内で2番目に表明するなど、積極的に取り組んでいる。また、市内の施設である「福智山ろく花公園」は、ワンヘルスを学び体験できる施設として「福岡県ワンヘルス啓発施設」に認定されている。
「ワンヘルス活動応援自動販売機」には、ワンヘルスの普及啓発を目的としており、「ひろげようワンヘルス」のキャッチフレーズやワンヘルスの理念である「人と動物の健康と環境の健全性は1つ」を表現したイラストがデザインされている。この「ワンヘルス活動応援自動販売機」が自治体庁舎の中に設置されるのは全国初となる。