2024年05月10日 15:44

ソディックは、カーボンニュートラルに向けた取り組みとして「工作機械」「産業機械」「食品機械」等を製造する加賀事業所(石川県加賀市)において太陽光発電設備の設置を進めている。このたび5月から、新食品機械工場での太陽光発電設備の稼働を開始。これにより加賀事業所全体の年間発電量は、約2500MWh(約700世帯分の年間消費電力量)を達成、年間の温室効果ガスの排出量は約1096トン削減となる。

同社では、「温室効果ガス(Scope1、2)」の排出量削減目標を2030年度に46%削減(2013年度比)するロードマップに基づき取り組みを推進。2023年8月に静岡テクセンター、2024年3月には仙台テクセンターといった各営業拠点、さらに海外拠点でも太陽光発電設備を拡充している。

ソディックは、最重要経営課題のひとつとしてサステナビリティ活動を推進する「環境マネジメントへの対応」を掲げている。中長期的な企業価値向上の観点から、カーボンニュートラル、地球温暖化、省エネルギーの各テーマに取り組み、グループ全体を挙げて脱炭素経営を推進。

顧客のものづくりを支えるべく、温室効果ガス排出量低減と環境型社会に貢献できる製品開発に努める。同時に、太陽光発電システム導入によりエネルギー消費削減を実践している加賀事業所の工場で生産を行うことで、省エネ性能の向上に加え製造工程での環境負荷低減を促進している。