2024年05月08日 15:27

SGリアルティは1月に着工した「(仮称)SGリアルティ新砂」の建築現場に、同社グループで森林保全活動を行う佐川林業が保有する「さがわの森」の間伐材を使用した仮囲いを設置した。
「(仮称)SGリアルティ新砂」では、環境や景観へ配慮した物流施設を目指している。そこで施設の建築段階から環境に配慮した取り組みを行うべく、仮囲いの一部に、「さがわの森」の森林サイクルの循環の中で間伐された木材を使用した。間伐材を利用することで、森林の健全化や林業の活性化を促す。さらに間伐材以外の部分には、森林や山々を感じさせる緑豊かなデザインを取り入れた。
仮囲い解体予定の2025年春までの約1年間、地域や建築現場の周辺を通行する人々に、間伐材による木材の風合いを見てもらいつつ、緑があふれるデザインを楽しんでもらう。また本施策を通じて、環境に配慮した都市型物流施設「(仮称)SG リアルティ新砂」の開発に引き続き取り組んでいく。
SGリアルティは、SGホールディングスグループにおいて不動産の賃貸・管理・開発事業を展開している。SG ホールディングスグループは、純粋持株会社SG ホールディングスと、その傘下にある佐川急便をはじめとした事業会社で構成された総合物流企業グループ。佐川林業では、森林の持続的な整備により、木を「植える、育てる、伐採する、活用する」というサイクルを円滑に循環させることで、豊かな森林を未来につなげるための活動を行っている。