2024年04月23日 15:23

シナモンAIは、AI-OCRと生成AIを統合し、企業におけるデータ活用を大幅に拡張するAI-OCRプラットフォーム「Flax Scanner HUB」を、4月23日より販売開始する。
「Flax Scanner HUB」は、従来読み取りが難しいとされていた非定型帳票からの情報抽出を、事前の帳票定義なしで高精度に実現することが可能な革新的なAI-OCR。読み取り帳票の難易度に合わせ、帳票特化型AI-OCRモデルや、個社別のカスタマイズモデルなどが利用可能。さまざまなフォーマットの帳票を、ワンストップで高精度かつスピーディに活用できる。
非定型帳票から生成AIで情報抽出を行う際、「日付」や「注文番号」など項目を特定する記載がないと、生成AIによる正しい判断ができず、情報抽出を誤ることがある。シナモンAIではこの問題に対して、過去のAI-OCR実績を生成AIへ学習させることにより、情報抽出精度94%と、大幅な精度向上を実現した。
非定型帳票はもちろんのこと、専門用語が頻出する業界特有の帳票や、顧客独自の帳票まで、帳票難易度にあわせた最適な情報抽出方式で、あらゆる定型・非定型帳票を高精度に読み取る。専門用語が多く、読み取り難易度が高いとされる貿易書類、医療用領収書/明細書、健康診断書なども、シナモンAIがこれまでに開発してきた帳票特化型AI-OCRモデルを活用することにより、事前設定なしで高精度に読み取ることができる。