2024年04月17日 16:03

横浜開港資料館では、スマートフォンやタブレット、PCなどのブラウザから手軽にアクセスできる街歩きの文化観光ウェブサイト「こい旅横浜~山下町~」を、4月17日から公開する。

本サイトは、横浜開港の地に立地し横浜開港の歴史と文化を伝える記憶装置としての横浜開港資料館と、横浜の伝統的な観光地を結ぶ、インストール不要のウェブコンテンツ。横浜関係資料館を管理運営する横浜市ふるさと歴史財団が山下公園通り会と協働して、エイベックス・エンタテインメントに開発を委託して制作された。

その場所の歴史や文化の移り変わりを、現在目の前に映る街の姿と、開港資料館が所蔵する歴史資料に見るかつての様子とを見比べながら知ることができる。厳選された10カ所のスポット解説は専門職員が監修し、友達、家族、カップル、一人旅の旅行シーンにあわせて楽しめる。それぞれ日本語のほか、英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語に対応。巡った厳選スポットを記録するスタンプラリーや、シャッタースポットを見つけてSNSに投稿できる「MISSION 山下町のヒミツを発見せよ」等の機能も備えている。

山下公園通り会は、山下公園前の海岸通り周辺の40企業・団体を中心に編成された組織。会員相互の情報交換と親睦を図ることにより、ミナトヨコハマの観光事業の充実と、地域経済の発展に貢献。また、令和5年度には山下公園周辺を活用したイルミネーションイベントを開催し、山下町を新たな取り組みで盛り上げる活動も行っている。