2024年04月17日 09:05

クリーマは、母の日特別企画として「輪島塗ワークショップ-沈金で彩るオリジナルお箸づくり」を、クリーマ本社にて5月8日・11日の2日間にわたり開催する。

本企画は令和6年能登半島地震復興支援「Creemaつなぐ北陸プロジェクト」の一環として実施するもので、ワークショップの売上の10%は輪島漆器商工業協同組合に寄付する。

輪島塗(石川県)は国の重要無形文化財に指定されている伝統工芸品。100以上もの工程があり、木地師、塗師、研ぎ師といった専門の職人たちの手を渡り作り上げられ、漆を何層も丹念に塗り重ねて作られているため100年以上持つと言われる頑丈さと優美さが特徴で、世界最高級の漆器として知られている。石川県輪島市を中心に作られている輪島塗だが、職人の高齢化が進む中で起こった今回の震災によって、工房が全壊したり、道具や材料に甚大な被害が出て廃業する職人も多く、長く受け継がれてきた伝統は存続の危機に瀕している。

今回はそんな輪島塗の沈金師を石川県から招き、「輪島塗ワークショップ-沈金で彩るオリジナルお箸づくり-」を開催する。自身の被災時の話を交えて現在の能登の様子を聞き、輪島塗を学びながらその工程のひとつ「沈金」の技法を体験。お箸にイニシャルや好きなモチーフなどの模様の下絵を描き、針ノミでその模様を彫り、彫刻部分に職人が漆を塗り金粉を埋め込み仕上げることによって、金色に模様が描かれる“沈金”の技法で、オリジナルの輪島塗の箸が完成する。

ワークショップは、5月8日、11日開催。※応募締切4月22日18時。会場は東京都渋谷区神宮前2-34-17住友不動産原宿ビル8F、クリーマイベントスペース。参加費は5000円(税込)。※1人2膳制作の場合は8000円。事前振込。

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