2024年04月12日 16:24

ハンドメイドマーケットプレイス「Creema(クリーマ)」を運営するクリーマは、「よさこい祭り×Creema アップサイクルプロジェクト」を実施する。
これは、長年よさこい祭りでの役目を果たし廃棄される「鳴子(なるこ)」を素材に、新たなものづくりに取り組むというもの。昨年の高知・よさこい祭りで回収した鳴子を用いた、オリジナルのアップサイクル作品を制作するクリエイターの募集を、4月12日より開始した。
高知の「よさこい祭り」は、毎年8月9日~12日の4日間、約200チーム・1万8000人の踊り子が手に持った鳴子を鳴らしながら市内を乱舞する祭で、70年もの歴史がある。祭の象徴的な打楽器の鳴子は、一つひとつ職人の手によって作られており丈夫。そのため、使い捨てることはないものの、衣装や流行に合わせたデザインに変わることもあり、自宅に眠っていたりまとめて破棄されるという現地の声も。
本プロジェクトにあたり、昨年70周年を迎えたよさこい祭りの会場で廃棄される鳴子の寄付を呼び掛けたところ、市民や全国のよさこい団体から300個以上もの鳴子が寄せられた。今回は軽快なリズムと音で祭を盛り上げた鳴子に新しい命を吹き込む、アップサイクル作品のアイデアを募集する。エントリー期間は5月5日まで。詳しくは特設サイトへ。