2024年04月12日 15:52

パナソニック ハウジングソリューションズは、転倒時の衝撃を吸収する新感覚フローリング「衝撃吸収フロアー クラウドステージ」を5月7日より発売する。
日本の超高齢化社会を支えていくなかで、寿命全体のうち、健康な状態で過ごす期間となる健康寿命の延伸が重要な課題とされている。年齢を重ねるにつれて転びやすくなり、骨折などのけがをしやすくなる。高齢者の転倒は、大腿骨等の骨折や頭部外傷等の大けがにつながりやすく、介護が必要な状態になることもある。衝撃吸収フロアー「クラウドステージ」は、転倒時における高い衝撃吸収性とフローリングに近い歩行感の両立を実現。利用者の転倒への不安、介護現場が抱える見守りの負担に配慮した。
「クラウドステージ」は、衝撃吸収層の「メカニカルブロック」によって、転倒時の衝撃を大幅に軽減。衝撃荷重値比較試験では通常のフローリングと比較して衝撃荷重が約50%低減した。通常歩行時の体重がかかってもへこみが少なく、フローリングに近い歩行感だ。床の歩行感比較(主観評価)では同社の一般床材と比較しても、歩行のしやすさ、歩行時の安定感ともに同等の結果となった。床材表面は汚れが拭き取りやすい塩ビ製の表面シート仕上げ。抗ウイルス加工、ワックスなしで美しさが長持ちする。床を張り替える際は、メカニカルブロックを残したまま表面シートの交換が可能なため、メンテナンス性にも配慮している。
希望小売価格(セット価格)は、85万8440円/16平方メートル(税込・工事費別)。発売日は5月7日。