2024年04月11日 19:00

大和リースは、公園や屋外イベントなどで活用できる日除け・休憩スペース「PARK FURNITURE(パークファニチャー)」を開発、4月12日より取り扱いを開始する。
気候変動に伴い、日本では猛暑日が増加傾向にあり、2023年の熱中症による救急搬送者数は約9万人と高い水準で推移している。社会全体での暑さ対策が求められるなか、暑熱ストレスを低減できる空間の必要性が増している。また、脱炭素社会の実現に向けて木材に注目が集まっており、木材利用の促進を通じた森林資源の循環利用による健全な森林の育成が求められている。
同商品は、BOXタイプとパラソルタイプの2種類あり、公園や音楽フェス、お祭りといった屋外イベントなどで、強い日射しを避けて一息つけるくつろぎの空間として利用できる。同社は全国で31カ所の公園事業実績(4月11日現在の稼働済実績)があり、同社が管理を行う公園を訪れる人々へのくつろぎ空間の提供を目的に同商品を開発、他の公園や屋外イベントでも活用できるようレンタル商品として展開する。
躯体上部は取り外しが容易なメッシュシート、または開閉が容易なパラソルのため、建築物には該当せず、建築確認申請が不要。1ユニットから、複数ユニットまで、必要な時に、必要な数だけ柔軟に対応できる。パラソルタイプの床板・区画壁には、国産間伐材(杉)を採用。国産間伐材を積極的に採用することで、日本の森林資源の循環利用に貢献する。
レンタル価格は、1ユニットあたり月額基本料3万円。受付開始日は4月12日。