2024年04月09日 12:32

全国調理師養成施設協会は、雑煮の食文化継承を目的とした、オリジナル雑煮レシピコンテスト「第2回Z-1グランプリ」を企画し、4月27日に三次審査(実食審査)を兼ねた、記者発表会を開催する。
全国調理師養成施設協会は1973年設立。全国204校の調理師養成施設(いわゆる調理師学校)を会員とし、質の高い調理師の養成に力を注いでいる。「雑煮」は郷土食が豊かで、扱う食材や調理法に地域的特徴があり、代表的な日本の食文化の一つ。しかし、生活スタイルの変化に伴って、家族がそろって雑煮を食し、新年を祝う機会が減ってきている。調理師は、食文化継承という大切な役割を担っている。同協会は、調理師を育てる学校の団体として食育に力を入れており、「Z-1グランプリ」は食育活動の一環として、若い世代が雑煮に親しむ機会を創出することを目的に、企画された。
「Z-1グランプリ」記者発表会(三次審査)では、全国の小・中学、高校生から募集し、調理師学校で受け付けた雑煮レシピ1107作品のうち、一次・二次審査を通過した5作品の中から、最終審査に進む2作品を選出。実食審査の実施にあたり、応募レシピを基に、辻調理師専門学校 東京の教員が調理する。
日時は4月27日13時~15時。会場は、辻調理師専門学校 東京(東京都小金井市貫井北町4-1-1)総合調理実習室111「Kitchen Lab PRISM」(1階)。