2024年04月08日 13:01

城山博文堂は、ハンコの外枠と名前の間にできる余白にふりがなが入った印鑑「ふりがな印鑑・改」を4月8日に発売した。
2020年8月に同社が発売した「ふりがな印鑑」は、名前の背景にふりがなを透かし彫りした商品だった。同じ漢字でも複数の読み方がある、個性的な名前で判読しにくい、などの解決策として、ハンコならではの利便性が注目され、多くのメディアで紹介された。一方で、数多くの注文に対応してゆく中、漢字の字画や字数などにより、若干判読しにくくなってしまう場面があった。そこでその問題点の解決方法を考えると同時に、他社から発売されている同様の商品をリサーチ。そこで得られた問題点についても同時に解決すべく「ふりがな印鑑・改」を開発した。
通常ハンコの丸い外枠と名前の間には若干の余白ができる。「ふりがな印鑑・改」は、その部分を活用し、判読できるサイズでふりがなを挿入。ふりがなは、そのサイズを変えて複数デザイン&試作、邪魔にならず十分に判読できるサイズを確認した。そうすることで、名前はそのまま中央に大きく、ふりがなは文字に重なることなく判読しやすくなる。名前が縦書きの場合、その左右に余白ができますので、小さなサイズの印面でも左右併せて8文字までふりがなを入れることが可能だ。
価格は、(浸透印タイプ)シャチハタ社製・9ミリ丸~:2950円~、(印鑑タイプ)本柘製など・12ミリ丸~:3120円~(すべて税込)。発売日は4月8日。