2024年04月01日 12:58

Medecoは、2月に整形外科手術で使用するインプラント検索機能「インプラントNavi」のβ版を公開した。
Medecoは「臨床・研究・教育をデータでつなぎ、医療の生産性向上に貢献する」をミッションに、医療現場の課題解決に取り組んでいる。テクノロジーを活用し医療者の働き方をデザインすることで、医療業界へ貢献する。「インプラントNavi」機能は2023年9月に公開した「診療補助アプリ 整形外科これだけ」内で展開しており、症例ごとに細かなスペックからインプラントを探すことができる。
同アプリは整形外科専門医の前裕和医師、北原貴之医師らを中心として大阪大学の支援を受け開発し、関連病院等の多くの医師の意見が反映されている。既存機能として若手医師の育成を目的とするコンテンツ(検査、分類、解剖、専門医試験対策など)を搭載。今回リリースしたインプラント検索機能は、紙のカタログで管理されていたインプラントの情報をデジタル化することで、医師、オペナース、医療機器卸の営業担当など幅広い職種の業務負担を軽減し、4月から本格始動する働き方改革をサポートする。
インプラントの検索機能に関しては、医師個人が会員登録をすることで無料で使用可能。発注機能を使用するためには所属病院単位で契約をすることで利用することができる。