2024年03月29日 16:07

名古屋鉄道はサントリーグループと協働し、4月1日より名鉄名古屋駅および金山駅において、「ボトルtoボトル」水平リサイクルの取り組みを開始。今後も対象駅の拡大を図るなど、資源循環の取り組みを推進していく。

「ボトルtoボトル」水平リサイクルとは、使用済みペットボトルを新たなペットボトルに再生することを指す。ペットボトルを資源として何度も循環することで、新規化石由来原料の使用量削減とCO2排出量の削減に寄与することが可能となる。

同社は、名鉄グループのサステナビリティを巡る重要課題の一つとして「環境保全への貢献」を掲げ、脱炭素および循環型社会への実現に貢献するための取り組みを進めている。今回、サントリーグループの「『ボトルtoボトル』水平リサイクルの推進により、持続可能な社会の実現に貢献する」という思いに賛同。同社沿線の中で最も乗降人員の多い2駅である名鉄名古屋駅と金山駅において取り組みを開始する。

実施場所は、名鉄名古屋駅、金山駅に同社が設置している回収ボックス(名鉄名古屋駅7カ所、金山駅4カ所)。対象の回収ボックスにおいて回収したペットボトル(メーカー問わず)を、サントリーが指定するリサイクル業者へ受け渡す。サントリーの新たな飲料用ペットボトル容器に生まれ変わらせ、年間あたり約34トンのペットボトルを水平リサイクルにより循環利用する。