2024年03月29日 15:47

大栄工業は、培った紙製品の生産技術とノウハウを活かした自社オリジナル紙製ゲーム販売サイト「紙人(カミンチュ)」を4月1日付けでオープンする。

同社は、創業から70年以上にわたり奈良県は広陵町で印刷業を生業としてきた。今後ますます社会のデジタル化の加速が予測される一方で、「SNS疲れ」や「スマホ疲れ」、「コミュ力低下」の言葉に代表されるように進化した時代だからこその新しく産み落とされたストレス要因は見過ごす事のできない課題でもある。同社が従来より取り扱ってきた「紙」は西暦105年頃に中国で実用化されてから人の文明と共に長い間様々な記録媒体であり、コミュニケーションの手段として用いられてきた歴史がある。だからこそ実際に手で触れ、人から人へ渡る紙の存在は人同士のコミュニケーションに、どこか親しみがあり、ぬくもりを与えるツールであるとも言える。そこで同社は、人と人との手触りのあるレクリエーションの一助になるために、紙製のゲームを制作、販売することとした。

従来、新作ゲームは企業としてのリスクもあり大量生産がむずかしく、どうしても販売価格が高くなる傾向にあった。「カミンチュ」は受注型クイック生産方式を採用し印刷に必要なコストを削減することで、新作ゲームでありながら手軽に楽しめる販売価格と素早い供給を実現。さらに在庫リスクが無いためクリエイターが生み出す新作ゲームアイデアを理論上、無制限に商品として掲載することができる、画期的なアナログゲームショップだ。新商品は、年間目標6〜10点を目安に新作が出来次第、不定期にアップ予定。

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