2024年03月28日 19:50

ヘラルボニーは、「なみえアートプロジェクト「なみえの記憶・なみえの未来」」第5弾アートとして、haccoba(ハッコウバ)が設立した醸造所でアート暖簾を披露した。また、同日、haccobaは、同じアートのハンカチで包んだ新商品のお酒「Fuuu!do(フード)」の発売を開始した。

福島県浪江町は東日本大震災の影響で人口が一時、0人になった町。その浪江町で、住民が残したい記憶と創りたい町の姿をヘラルボニーにと町中に掲示していく「なみえアートプロジェクト「なみえの記憶・なみえの未来」」が2022年に始まった。

アートのテーマは浪江町の住民の話し合いによって決められ、1つ目のテーマは、かつて県内外から人が集まった春の風物詩のお祭り「藤橋不動尊の不動市」に、2つ目のテーマは「豊かな食文化への誇り」になった。これを受けてヘラルボニーの作家がアートを制作、それをアート暖簾に仕立て、浪江町の「haccoba 浪江醸造所」に掲げられた。

また、haccobaは同日、新たなお酒「Fuuu!do」を販売開始。「Fuuu!do」は、この地域一帯を長らく治めてきた相馬藩の「殿」が営む牧場のホエイをお米と一緒に発酵させた新しいお酒で、ヨーグルトのような爽やかな甘酸っぱさとエルダーフラワーの華やかでフルーティーな香りが特徴的となる。

「お酒とハンカチのセット」4620円(税込)。お酒のみ2860円(税込)。500ml/本。3月28日発売。売切次第終了。

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