2024年03月28日 12:47

2024年度後半、「西武鉄道」の21駅でクレジットカード等のタッチ決済による乗車サービスの実証実験が開始される。

これは多様化するライフスタイルやニーズへ対応すべく、タッチ決済対応のカードや、同カードが設定されたスマートフォン等を活用した乗車サービスの実証実験。対象駅(21駅)の一部改札において、タッチ決済に対応のカード(クレジット・デビット・プリペイド)や同カードが設定されたスマートフォン等を自動改札機にタッチすることで西武線に乗車できる。

この取り組みにより、西武線沿線住民ほか、秩父・川越などの観光エリアや、レジャー施設をはじめとした沿線の魅力あふれるスポットへの来場者も、シームレスに、より便利に移動できる多様な乗車サービスが利用できる。

実証実験の開始にあたり、西武線内の対象駅の自動改札機にタッチ決済読取部を搭載すると同時に、QRコードの読取部も搭載。これに伴い、2022年9月よりサービスを開始しているデジタル企画乗車券についても、対象駅で自動改札機を通過できるようになり、これまで以上に便利に利用できるようになる。

今後も訪日外国人の利便性向上を含め、シームレスな移動・暮らしや、スマートな事業運営を実現するDX施策の一環として、将来的な全線展開を視野に、新たな乗車サービスの提供に取り組んでいく。