2024年03月27日 09:50

大和ハウス工業は、「横浜市民防災センター」の防災パートナー企業に選定され、3月25日、認定証授与式が開催された。
4月2日に行われる「横浜市民防災センター」のリニューアルに伴い、同社が企画したマンションの防災対策について総合的に学べるコーナー「ダイワハウスpresents マンション防災考えるーム」がオープンする。「マンション防災考えるーム」では、ダイニングルームやキッチン、バルコニーなど分譲マンションの一室を再現。バルコニーに設置されている避難はしごの降下体験や隣戸へ避難するために設置されている隔て板(パーテーション)での避難などの火災対策に加え、家具の転倒防止対策や在宅避難時の備蓄品の展示など、防災対策について総合的に学べるコーナーとなっている。なお、窓枠や玄関ドア、バルコニー手摺、リビング建具、家具(一部)などは、同社が分譲マンションのモデルルームで使用していた建材を再利用した。
4月以降には、同社グループの大和ライフネクストが、理経、横浜市と共同研究開発した「VR訓練」の第3弾として、地震への備えに特化した次世代型マンション防災コンテンツ「VR防災訓練」を「横浜市民防災センター」に提供する予定だ。大和ハウスグループでは、今後も地域の防災意識の向上に寄与できる施設や情報の提供、新しいコンテンツの開発などに努めていく。
所在地は、神奈川県横浜市神奈川区沢渡4-7。