2024年03月26日 16:07

Daiphys Technologiesは、画像AIの簡易的概念実証サービス「ポチ」を4月より開始する。本サービスでは、最先端のモデルには踏み込まず、不確定要素と計算量を抑えにいくことで、必要最低限の概念実証(PoC)結果を固定パッケージ価格で販売。開発費をにらみながら、独自の認識・物体検出AIで新規事業の道筋をつけたいという需要に応える。

同社にはこれまで、独自のアイデアや画像データがあり、AIを試してみたいものの敷居が高いという相談が各所より寄せられていた。そこで、ユーザーの貴重なイノベーションの芽を手軽に育める土壌の形成に貢献すべく、固定価格の画像AI概念実証サービス「ポチ」を開始する。

AI開発はそのアルゴリズムもさることながら、基礎となるデータの背景や量と質、問題自体の特性や事業を見据えたゴール設定など、無限の自由度と向き合いながら結果を紡ぎだしていく、言わば総合格闘技。本サービスでは発散しがちな初期工程を既存の枠組みに落とし込んだ。それにより調整・不確定要素と計算量、ひいては開発費のリスクマージンを抑え、必要最低限の概念実証(PoC)結果を固定価格のパッケージとして販売することを可能にした。

手持ちのアイデアやデータが持つポテンシャルを見極め、今後の展開やさらなる本格的なAI・ビジネス開発(もしくは戦略的な中断・撤退)につなげる初期検討材料として活用できる。詳しくはこちら