2024年03月26日 15:49

氷川音響研究所は同社の第一弾の商品として、スピーカー周辺構造に関する特許技術を搭載したウェアラブルスピーカー「fuiigo(フイーゴ)」を開発した。

本製品は、着ることで「体感」される振動と揺れが、心に「感動」をもたらす「体感動」スピーカー。ベストを着たり、リュックを担ぐように着用して使用する。音楽の生演奏などを聴く場合、耳から聴くだけでなく、空気中や壁や床を伝わってくる音を、筋肉や骨を通して聴いたり感じたりしていることに着目して開発された。

高い臨場感を実現するポイントは、低音・振動・揺れを生み出す仕組みと、音に包まれる感覚を生むスピーカーの配置。fuiigoを身に着けた時、左右の胸からお腹にかけて密着する筒状の部分には低音用のスピーカーが内蔵されており、低音とともに振動と揺れが発生。揺れは専用の蛇腹形状のパーツが伸縮し、その先端についた重りを動かすことにより発生する。このパーツが火おこしの道具である鞴(ふいご)の動きを連想させることから、fuiigo(フイーゴ)の名前の由来となった。

左右の鎖骨付近には、中高音を担当するLch、Rchスピーカーが上向きに配置されており、低音の出口である丸い開口は、Lch、Rchスピーカーの直下に2個づつ左右均等に配置。これらの配置が、まさに現場にいるかのような「音に包まれる感覚」を実現した。

販売価格は、超々特価(予約受付終了)で4万9000円(税込・送料込)、一般販売予定価格はfuiigo一式7万円(税込)。詳しくはこちら