2024年03月25日 12:23

研究コミュニティミツバチとCo-LABO MAKERは、学生の研究室訪問を金銭的に支援する「研究室訪問応援プロジェクト」を開始した。
研究コミュニティミツバチは、世界中の研究に熱意のある学生・研究者が集うオンラインコミュニティであり、日本では現在100以上の大学から約200名の学生・研究者が参加している。Co-LABO MAKERは、研究開発の民主化を掲げ、研究開発リソースシェアリング事業を運営する東北大学発スタートアップだ。
大学生は、研究室配属や大学院進学に向けて複数の研究室に訪問を行い、そこから自身の興味のある配属先・進学先を選択する。しかし、その際の交通費や宿泊費は訪問する学生に重くのしかかり、特に県外の大学への進学を考えている学生の場合、その金額は大きくなる。そこで研究コミュニティミツバチとCo-LABO MAKERは、共同で、「好きな研究室に、好きなだけ。」をキャッチコピーとして「研究室訪問応援プロジェクト」を開始した。
同プログラムでは、一定の条件を満たした学生が研究室訪問を行うことで学生に対してAmazonギフト券が支給される。訪問する研究室の専門領域や数などに制限はない。将来研究者になりたい、色んな研究室を見てみたい、と思っていても、繋がりの無い研究室に訪問に行くのは勇気のいること。この取組みにより、研究室に行くハードルを取り除くことで「学生が心から研究生活を楽しめる環境づくり」のきっかけをつくる。