2024年03月08日 14:47

パルシステムグループの物流専門会社パルラインは、3月1日、都内で現場の業務改善の成果を競う「パルラインカップ」を開催。審査の結果、八王子センターによる受発注業務効率化の事例が最優秀賞を受賞した。
「パルラインカップ」は、応募された66事例のなかから予選を通過した10事例が発表し、パルライン役員が審査した。それぞれの発表では、動画やアニメーションなどを取り入れ、現場のようすと着目した課題を分かりやすく示しながら、改善が実現されるまでの経緯を説明。事例のなかには、国の文化や性別などの隔てなく誰でも着用しやすい制服を目指した改善事例など、作業効率化やコスト削減につながる現場ならではの多様な提案と実践が発表され、感心の声があがる場面も。
審査の結果、最優秀賞には八王子センターによる「受発注業務のデジタル化」が選ばれた。慣例的に紙で管理されていた帳簿をデータ化し、複数の担当によって共同管理できるようにすることで、業務の簡素化と受発注業務にかかる時間短縮を実現した。
そのほか優秀賞は「障がい者就労継続支援A型事業所から来る障がい者の方たちとの作業体験」(相模青果センター)。また来賓特別賞は「職場でできるSDGsの取り組み~カスタマーボイスでフードロス削減~」(新治センターB)が受賞した。パルシステムグループはこれからも、あらゆる場所で働く人の視点を分かち合い、誰もが活躍できる職場づくりを推進していく。