「業務の改善社」とアイコニックビートは、移住につながる「バーチャル起業支援プロジェクト」を開始し、連携先行政機関の募集を開始する。

バーチャル起業支援プロジェクトは、都市部に住みながら地方のシェアオフィス等に登記先住所だけ借りて法人登記する人々を増やすプロジェクト。地方に法人を持つことで、将来の地方への移住を実現するしくみを提供する。

アンケートの調査結果や独自のインタビューから見えてきたのが、移住先における「収入面」や「コミュニティの不安」などの心的障壁だった。そこで、現在の移住状況から導き出した施策として、都市部から離れた地域に移住しながらも、安定した収入を確保できるしくみを提供。本プログラムにより、移住に踏み切りたいけれども難しいと感じている人に、新たな働き方の選択肢を提示する。

バーチャル起業は、地域内の法人数を増加させ、都市部での収益から期待される税収アップとともに、将来的な移住者を呼び込む効果が期待できる。一方で、移住先の地域魅力を高める必要があり、移住までのプロセスが長いという課題も。しかし、このプロジェクトはそれらの障壁を克服するための具体的な手順を提供し、移住に向けた夢の実現をサポートする。

本プログラムでは、現在、こうした人々の受入を希望する地方行政機関に対し、地域との隙間を埋めながら、移住に結びつけるしくみを提案する。