2024年01月10日 15:47

ヤンマーSSは、これまで自社農場として運営していた滋賀県の栗東センター内に、「SYMBIOSIS FARM by YANMAR(シンビオシスファーム バイ ヤンマー)を1月13日にオープンする。
本施設は、地域資源を活用して子どもたちにワクワクする体験と学びを提供する新しいスタイルの観光農園。コンセプトは「美味しく遊ぶ!」。滋賀県の竹材・琵琶湖の葦(よし)などを使った自然と調和するカフェエリア、いちごの通年栽培にチャレンジする栽培ハウス、子どもたちが楽しく学べるキッズエリア「HANASAKAルーム」で構成。ヤンマーSSの農業の知見を生かして栽培したいちごの収穫や、いちごを使ったスイーツ作りなどの体験を完全予約制で提供する。
温室内は、淡路夢舞台公苑温室が監修。温室に適した食べられる無農薬植物(ハーブやバナナ、スターフルーツなど)を栽培したエディブルガーデンとして、自然との共生を感じることができる空間になっている。カフェエリアでは地元で採れた農作物の販売も実施し、地域農業の活性化にも取り組む。
また、今後はレンタル農園事業による観光・農業の活性化や、「馬のまち・栗東」ならではの馬糞堆肥を生かした農作物の栽培など、地域資源との共生を目指す。それとともに、ヤンマーグループの特例子会社として、農業分野で障がいのある人が働く領域の拡大に取り組んでいく。