2024年01月09日 15:17

TOSEIは環境負荷低減の一環として、静岡県伊豆の国市 静岡事業所にて、太陽光発電システムを活用した業務用洗濯機器、真空包装機器の生産を、1月9日から開始した。

1950年創業のTOSEIは業務用クリーニング機器と真空包装機の製造・販売を手掛けている。コインランドリー向けの大型洗濯乾燥機や集中精算機など、業界初の製品を複数生み出してきた。国内の自社工場ですべての製品を製造していることから、時代のニーズに対応した高品質の製品を機動的に提供できることが強み。品質や製品力などが支持され、コインランドリー用の大型洗濯乾燥機と卓上型の真空包装機で国内シェアNo.1となっている。

このたび静岡事業所に導入した太陽光発電設備は、太陽光パネル680枚、総パネル面積約1900平方メートルとなり、設備稼働による年間発電量は約282MWh。これにより、静岡事業所の消費電力の約10~15%をまかなう見込み。また、再生可能エネルギーによる環境負荷の少ない発電を実現し、CO2排出量は年間約128t削減される見込み。再生可能エネルギーの導入は同社では初めての取り組みとなる。

TOSEIでは、今後もクリーンエネルギーで生産される機器の提供を進め、カーボンニュートラル実現に向け貢献する。サステナビリティを巡る課題に対し、地球環境・社会に関する取り組みを重点的に行い、企業として持続的な成長を図っていく。