2024年01月09日 12:59

日本AED財団は、1月19日、救命コーチングアプリ「Liv for All」を一般公開する。

日本では毎年7万人を超える方が心臓突然死で亡くなっている。心停止からの救命には、近くに居合わせた人の迅速な行動が必要だ。日本AED財団は、AEDの普及、啓発、教育及び訓練に関する取り組みを進めることで、心臓突然死から1人でも多くの市民を救える安全安心な社会を目指して活動している。

「Liv for All」は、AEDを用いた救命処置を、オンライン、無料、15分で学習できる革新的な自己訓練ツール。Livとは、ノルウェー語で「生きる・命」を意味している。救命の最初の行動である119番通報にかけ合わせて、1月19日のリリースとした。

「Liv for All」ではテクノロジーを活用し、効率よく緊急時の行動を学ぶことができる。スマートフォンやタブレットがあれば、119番通報や通信指令員とのやりとりを体験できるほか、カメラ機能を活用しモーションキャプチャーで胸骨圧迫(心臓マッサージ)のテンポを確認できるなど、楽しく体験しながら、胸骨圧迫やAEDの使用法を体験することができる。トレーニングはたったの15分、必要なものはスマートフォンとクッションだけだ。

公開日時は1月19日正午。

日本AED財団ホームページ