2024年01月05日 09:47

カタリバは、1月1日に発災した令和6年能登半島地震を受け、情報ガイドウェブサイト「災害時の子どもの生活ガイド」を1月4日にオープンした。

カタリバは、どんな環境に生まれ育った10代も、未来を自らつくりだす意欲と創造性を育める社会を目指し、2001年から活動する教育NPO。1月1日に発生した能登半島地震によって、広範囲で甚大な被害が報告されている。カタリバの、災害時子ども支援「sonaeru(ソナエル)」プロジェクトチームでは、発災後の1月3日に3名のスタッフが現地入りし、1月4日より石川県七尾市にて子どものための居場所を開設することになった。また、オンラインでの支援も並行して開始しており、災害時に子どもたちがこころと生活を立て直すための情報サイト「災害時の子どもの生活ガイド」をオープンした。

今回のサイトは、カタリバの災害支援現場で関わってきた当事者の子どもたち・保護者たちなどとも、「当事者として、あのとき欲しかった情報はどういうものだったか?」「何がわからなくて困ったか?」を考えながら、一緒につくりあげたサイトだ。被災は多くの人にとって、一生に何度も経験するものではない。「緊急時の避難などについては知識が多少あっても、被災した後にどうなるかよくわからなかった」という意見から、少しでも生活の見通しを持てるようなコンテンツも掲載している。また、情報ガイドに留まらず、サイトから直接、LINE相談もできるようになっている。

災害時の子どもの生活ガイド