2024年01月04日 15:50
神谷コーポレーション湘南は、中国エリア初となる室内ドアの完全無人ショールームを1月20日、岡山県岡山市にオープンする。コロナ禍の2020年に第一号店を新潟にオープンして以来、久留米、仙台、札幌と展開してきた無人ショールームだが、この度、中国地方初の無人店舗がオープンとなる。
国土交通省のデータによると、岡山県は2022年の住宅着工棟数が47都道府県中15番目に多い県。膝元の関東を除けば10番目となり、今後のマーケットとして十分に集客できるとの考えのもと、オープンが決定した。
岡山無人ショールームの天井には、岡山の県木「アカマツ」が使用されている。壁面デザインには三角屋根の家のカタチを取り入れ、家と自然の共存を表現した。「晴れの国」と呼ばれる岡山県らしい、晴れ晴れとした空間をイメージしたショールームとなっている。
また、岡山ショールーム開設をきかっけに、室内ドアを通じて何か岡山県の魅力を発信できないかと考えて目をつけたのが、世界的に評価の高い「岡山デニム」。国産ジーンズ発祥の地にちなみ、全面に岡山デニムを使用した他にはないご当地ドアを開発した。このドアはオープンから2カ月間、岡山ショールームに展示する。
本ショールームは無人運営のため、アバターが接客する。質問には「アバター(分身)」を介して本店スタッフ(神奈川)がリアルタイム対応。館内3カ所にモニターマイクが装備されており、どこの位置でも会話が可能となっている。