2023年12月28日 15:38

インターサポートは、OBD検査でよりスムーズに使えるように、G-SCAN Z Tabが「OBD検査時に本体のみでの電子車検証ICタグ読み取りに対応」したことを明らかにした。
2024年10月開始予定のOBD検査は、自動車に搭載される車載式故障診断装置(OBD)の自己診断機能を利用した検査で、エンジンもコンピュータで制御される現代の自動車においては不可欠。国産車は2021年10月1日以降、輸入車では2022年10月1日以降の新型車(フルモデルチェンジ車)が対象となる。
OBD検査時に車両情報を入力するには、(1)情報の手入力、(2)二次元コードリーダーでの読み取り、(3)ICタグリーダーでの読み取りという方法がある。二次元コードリーダー、ICタグリーダーでの読み取りについては、OBD検査で使用する「特定DTC紹介アプリ」との互換性がない場合は、電子車検証動作確認済み機器一覧にある機器を使用する必要がある。
今回、Z Tab本体のICタグリーダーは「特定DTC紹介アプリ」との互換性が確認された。それにより、別途リーダーを用意せず、効率的にOBD検査を行うことができるようになった。またZ Tabは現在二次公募が開始されているスキャンツール補助金(最大15万円を補助)の対象機種にもなっている。