2023年12月27日 19:19

青森県中泊町ではバーチャルオフィス「ovice(オヴィス)」を活用した新たな英語学習プログラムを、同町内の全小中学校で導入することを決定した。

この英語学習のプログラムは、オンライン英語学習を提供するClassmateへの業務委託契約のもと実施。フィリピンの小中学校と講師などと協力して生きた英語が学べるオンライン留学プログラム(英会話、国際交流、異文化理解)となる。

全人口が1万人を割り人口減少が進む青森県中泊町。その中で、20年後を見据えて世界で活躍する人材育成のため、oviceを活用した英語教育の実施を決定。oviceを活用し、フィリピンの先生から1:2で英語を学ぶとともに、ライブツアーの実施や国際交流も行う。

2024年1月から、小学校1校で試験的にoviceを活用した英語学習を実施。2025年に町内の全ての小中学校計5校に導入し、約400人の小中学生が、週に一回ovice上で英語のレッスンを受けることとなる。

Classmate代表取締役社長の井坂浩章さんは、「中泊町の小中学校がovice(2Dメタバース)を活用したオンライン留学プログラムを導入する試みは非常に画期的。メタバース(ovice)の特長である「距離」の概念のなさが、世界の学校と学校を結びつけ、国を超えた生徒同士の国際交流や国際協働を促進。生徒たちは共に学び、成長し、異なる文化と直接触れ合う良い経験ができる」と語った。