2023年12月27日 15:48

AGRISTは、子会社の農業法人AGRIST FARMがICT化で管理するハウスにおいて、ピーマンの年間目標単収の約1.5倍にあたる年間20トンの栽培を目指す。
AGRIST FARMは、AIで管理する新しい農業の未来を実現する。温度や湿度、光量などの環境データをリアルタイムで収集し、クラウド上で分析して最適な栽培条件を設定。また、ピーマン収穫ロボットを導入することで、効率的に作業を行う。
AGRIST FARMでは、養液栽培とICT化でハウスを管理することで、ピーマンの収量を約1.5倍に向上させることを今作の目標にしている。10aあたりの収量は10月から11月にかけて、1.3トン、2.7トンと増加した。これは、年間目標単収の指標の約1.5倍にあたる年間20トンのペースとなる。なお、ICT化とは、情報通信技術を活用すること。AGRIST FARMでは、環境制御やロボットによる農作業の自動化、収集した環境データ分析などを通してピーマン栽培に最適な栽培条件を設定する。
農場長は、「新しい技術を農業に導入することで、生産サイドにおいては、先進的な設備や技術が確立する事により誰もが安定した生産物(量や質)を獲得する事ができる様になる。システムで施設内の環境をコントロールする事で、実行者の意向をストレートに反映した栽培が可能になると思います」と語った。詳しくはこちら。