2023年12月21日 09:46

ChainForceは、ブロックチェーン上のデータを収集・解析しNFTの売上などを自動集計するサービス「ChainChaser」を公開した。
NFTの販売金額や関連して発生したGas代等の集計作業は単純作業ではあるもののブロックチェーンにある程度精通した人でしか行えない作業だ。そのため、トークンの移動履歴などをEtherscanなどからcsvファイルで出力したり、マーケットプレイスの販売履歴のページからデータを取得し、エクセルなどで通貨やタイムゾーンを日本円・日本時間に変換するという全く本質的ではない作業に貴重なブロックチェーンエンジニアの時間が奪われている「ChainChaser」はこれらを全て自動で行い、虚無な作業から解放する。
「ChainChaser」はウォレットとコントラクトを登録するだけでNFTの売上やGas代などを自動で日本円に換算し集計するサービス。また、Etherscanなどのサイトはブロックチェーンに精通していない人には読み解くのが難解だが、「ChainChaser」はブロックチェーンに精通していない人でも簡単にわかるように情報を整理し表示する。社内の共通インターフェースとして利用することでブロックチェーンに不慣れな人とも簡単に情報を共有することができる。対応チェーンは、Ethereum、Polygon、Astar。対応チェーンは今後も順次拡大していく。