2023年12月14日 19:52

読売広告社(YOMIKO)は、全国の30-60代女性に対して、家庭内の料理に関する地域別の特徴を明らかにする「47都道府県・おうち料理調査」を実施し、都道府県や地域別の違い・特徴を分析した。

日本の家庭料理には味噌や醤油などの調味料、食パンの厚み、おでんの具材、お正月に食べるおせち料理やお雑煮に加えて同じ食べ物の呼び方まで違うなど、豊かな地域色がある。

今回の調査では、自宅でよく作る料理や好きな料理のジャンル、料理によく使う食材・調味料などの定量調査を実施し、家庭内料理においての都道府県別の差や違いを分析。好む料理や味付けに傾向がみられる、同じ食材でもよく作る料理が違うなど、地域により相違点があることが明らかになった。

料理に地域差があることは比較的知られている。例えば、「味つけ」では、あっさり味が優勢な西日本vs.はっきりした塩味志向の東北などがよく知られているところであり、今回の調査でも定説通りの傾向がうかがえる。一方で、「家庭料理のメニュー」における嗜好も調べてみたところ、こちらも地域差があることが分かった。こうした家庭内の味の嗜好の違いに注目することで、食品や飲料のプロモーションにおいて地域ごとの企画を考えることが可能となる。

YOMIKOでは本調査の結果をもとに、調査データの販売、食嗜好・行動に基づく広告配信の提供、小売り×メディア連携によるエリアシェア拡大のサポートを行っている。

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