2023年12月14日 19:00

海と日本プロジェクト in しまねは、松江市と連携し、海洋ごみ削減の取り組みを進めている。松江市は今年度、温室効果ガスの排出量削減を先行的に実現する地域として、環境省から第3回脱炭素先行地域に選定されている。
その取り組みの一環として、個人型旅行商品「JRで行く Carbon-Zero 環境にやさしい旅 島根県 松江・玉造温泉」を販売。海と日本プロジェクト in しまねはスペシャルサポーターとして、旅行参加者にプレゼントされる環境にこだわったグッズへの支援により、取り組みに参加する。
海洋生態系が光合成によって吸収したCO2ブルーカーボンが注目を集めている。本商品では、鉄道とバスによる移動で排出されたCO2を、松江市の中国電力島根原子力発電所3号機の人エリーフ (浅瀬)で形成されたJブルークレジット(R)を活用して、実質ゼロにオフセット(埋め合わせ)。旅行代金には、JRの移動距離と松江レイクラインの移動距離(概算)に応じたJブルークレジット(R)が含まれ、実質的に旅行参加者の移動に関するCO2排出量をオフセットできることになる。
鉄道は、輸送量(移動距離) あたりのCO2排出量が、マイカーの約5分の1と言われている。エコな鉄道とJブルークレジット(R)を活用した旅行に参加することで、カーボンオフセットに加え、藻場などの海洋生態系保全につながる。この旅行商品では、楽しく旅行しながら、脱炭素社会に近づく貢献を目指す。詳しくはこちら。