2023年12月14日 15:25

みずほ銀行は、2024年1月からの新NISA制度の開始を機に、全国の20~50代以上の720名を対象とした「投資に関する調査」を実施した。
まず、投資、お金の使い道については、20代は「趣味への投資(推し活、趣味活動など)」、30代以上は「将来への金銭的投資(資産形成、NISAなど)」が1位。20代は「趣味」「自身のスキル(勉強、資格取得など)」への投資の回答割合が高く、「未来よりも今」への投資を優先しているようだ。「趣味への投資」で最も投資しているものについては、第1位が「推し活」、第2位が「旅行」、第3位は「食事」と続き、月100万円以上と回答する人も。
自身のスキルや外見、自分磨きへの投資金額については、全体では1万円以内が約45%を占めていた一方で、20代の約37%は「1~3万円」、13%は「5~10万円」と回答するなど、20代は自己投資にお金をかけている傾向が見られた。一方、推し活をしている中で「お金に不安を感じている」と回答する人は約80%で、特に20代は約90%を占める結果に。
現在の推し活の資金の捻出法については「節約している」が最多の約67%、続いて「貯金を切り崩している」が約30%だった。今後の捻出方法では、「節約する」が約52%、「使用できる上限を決める」約32%、続いて「投資(NISA)」約27%。なお、NISAを現在利用している人は約36%で、新NISAを機に利用開始予定・検討中との回答者は約19%だった。