2023年12月13日 19:55

東明館学園東明館中学校・⾼等学校、palan、JICU(ジク)は、高校生たちにAR技術を活用した探究学習の機会を提供。地元商店の魅力を発信するプロジェクト「ARミライナビ基山」を基山町の協力を得て実施する。
基山町は交通の便がよく、子育て支援などの社会的なサービスが充実している町だが、中心商店街の空き店舗の増加等、まちなかでの賑わいが衰退している。そんな中で高校生たちが基山町の各店舗の魅力を発掘し、店舗ごとのAR作品を通して基山町に来てもらうきっかけづくりやAR作品を通した店舗と来店客の交流増加に取り組む。
ARミライナビ基山は、東明館高等学校の探究ハウス1年生が授業の一環として、2024年1月~3月に基山町の駅前やモール商店街を中心とした各商店を取材し、その特徴や魅力を活かしたARコンテンツを作品として制作し、3月中旬に基山町と合同での発表会を行う。
ローンチ後、観光客や利用客はアプリをインストールすることなく、各店舗に設置されたQRコードからそのままAR作品にアクセスすることができるようになる。スマートフォンから店の外観や内装、商品などを実際に見ながら、高校生が拡張現実(AR)として付加したストーリーや情報を楽しる。
AR作品はpalanのプラットフォームを利用し、高校生がノーコードで開発。これらの作品は現在同社が開発したARマップを通して一覧化され、観光客や利用客は各店舗を回遊しながら、高校生が制作したAR作品を楽しむことが可能だ。