2023年12月11日 19:01

ナショナルデパートは、ホームプロダクト事業ブランド「Shrine.(シュライン)」から、神社崇敬会が監修した、手のひらサイズのコンパクト神棚「TEINORI」を発売する。
若年層・Z世代における神社・お神札離れは、地域の神社にとって死活問題であり、少子高齢化によって祭典が減る中、伝統的な習慣に親しみを持ってもらうことが急務となっている。「TEINORI」の特徴は、「転倒防止の差し込み式の神具(土器)」「伝統的な神具が揃っている」「名刺サイズで持ち運び便利」「神宮大麻サイズのお神札をお祀り可能」。製品開発では、手のひらサイズのコンパクトなデザインや転倒防止の差し込み式の神具など、現代のライフスタイルに合わせた要素を取り入れ、神社をより身近に感じてもらうことを狙いとしている。
「TEINORI」は、熟練の神棚職人が切り出した檜葉材のベースに、3Dプリントを活用して造形された土器(かわらけ)を専門の職人が磨き上げて丁寧に塗りを重ねた神具がセットになっている。最新のテクノロジーを活用しながらも、神棚職人の技の伝承にも寄与する。持続可能な事業展開に、シュラインのポリシーが込められている。
価格は、土器(かわらけ7個セット)1万5800円、土器(かわらけ4個セット)1万2200円(すべて税込)。販売場所は、神社崇敬会ECサイト(12月中には都内ショップをオープン予定)。