2023年12月06日 15:46
パナソニック ソリューションテクノロジーは、かねてより提供している免許証、マイナンバーカード認識ライブラリーで培ってきたAI-OCR技術を応用した新製品OCRソフト用開発キット「在留カード認識ライブラリー」を12月下旬にリリースする。
パナソニックは30年以上OCRの研究開発を行っている。これまで汎用型のOCRソフト用開発キットをはじめ、免許証やマイナンバーカードに特化した本人確認系OCRなどさまざまなOCRサービスを提供してきた。この知見と顧客の声を生かして、「在留カード認識ライブラリー」では、高精度な文字認識や、在留カード読取アプリケーション（出入国在留管理庁提供）対応などお役立ち機能を充実させると共に、インフラの設備コストの削減も可能になった。近年増加している在留カードを使った外国人の本人確認業務の効率化を強力に支援する。
「在留カード認識ライブラリー」では、在留カード特有の地紋やホログラムの影響を受けている画像をはじめ、オンライン本人確認で取得した台形状に歪んでいる画像や手持ち画像でも高精度な文字認識が可能だ。近年ニーズが高まっている外国人の本人確認時における本人情報の入力、確認作業の負荷軽減やスムーズな手続きに貢献する。パナソニックは「在留カード認識ライブラリー」など本人確認系OCRを通して、今後も本人確認業務に携わる人の業務効率化を支援していく。
